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【犬 8種混合ワクチン 値段】なぜ必要?メリットと値段の詳細ガイド

犬の8種混合ワクチンとは?値段と接種の重要性を徹底解説

犬を飼う上で欠かせない予防接種のひとつが、混合ワクチンです。その中でも、8種混合ワクチンは多くの病気から愛犬を守るために必要とされています。しかし、「どんな病気を防げるの?」「費用はどれくらい?」など、飼い主にとっては気になることが多いのも事実です。本記事では、8種混合ワクチンの概要や値段の相場、接種時の注意点について詳しく解説します。

8種混合ワクチンとは?

8種混合ワクチンは、犬にとって命に関わる可能性がある8つの病気を予防するためのワクチンです。このワクチンには以下の病気が含まれています。

1. 犬ジステンパー

犬の生命に関わる深刻なウイルス感染症で、発熱、咳、鼻水、下痢、神経症状などを引き起こします。

2. 犬パルボウイルス感染症

重度の下痢や嘔吐を引き起こし、特に子犬にとって致命的となる病気です。

3. 犬伝染性肝炎

アデノウイルスによる感染症で、肝臓や腎臓にダメージを与えることがあります。

4. 犬アデノウイルス感染症2型

呼吸器症状を引き起こし、ケンネルコフの原因の一つともなります。

5. 犬パラインフルエンザ

呼吸器系に影響を与えるウイルスで、ケンネルコフの原因として知られています。

6. 犬レプトスピラ症(2種類の血清型)

細菌感染症で、人畜共通感染症でもあります。急性腎不全や肝炎を引き起こし、最悪の場合は死亡に至ることもあります。

8種混合ワクチンの値段はどれくらい?

ワクチンの費用は、動物病院や地域によって異なりますが、以下が一般的な相場です。

一般的な費用の範囲

  • 1回の接種費用:6,000円~10,000円程度

値段の違いが生じる理由

  • 地域差:都市部の動物病院では、地方よりもやや高い傾向があります。
  • 病院の規模やサービス:最新設備を持つ病院や、サービスの手厚い病院では費用が高めになることがあります。
  • ワクチンメーカー:使用されるワクチンの種類やメーカーによっても価格に違いが出る場合があります。

年間にかかる費用

8種混合ワクチンは、基本的に年に1回の接種が推奨されているため、1年間にかかる費用は上記の範囲内で収まることがほとんどです。

8種混合ワクチンを接種するタイミング

子犬の場合

子犬の予防接種は、生後6~8週頃に開始します。以下のスケジュールが一般的です。

  1. 初回接種:6~8週齢
  2. 2回目の接種:3~4週間後
  3. 3回目の接種:さらに3~4週間後

これで基礎免疫が完成し、その後は年に1回の接種が推奨されます。

成犬の場合

成犬でも、年に1回の接種が必要です。ただし、接種時期が大きく遅れている場合は、再度基礎免疫を作るためのスケジュールが必要になる場合があります。

ワクチン接種時の注意点

ワクチン接種は安全性が高いものの、事前に注意すべきポイントがあります。

接種前の確認事項

  • 愛犬が健康であることを確認する:ワクチンは健康な状態で接種する必要があります。発熱や下痢などの症状がある場合は延期しましょう。
  • 動物病院で相談:過去にアレルギー反応を起こしたことがある場合、獣医師に事前に伝えておくと安心です。

副作用のリスク

ワクチン接種後に軽い副作用が見られる場合があります。以下が主な例です。

  • 注射部位の腫れや痛み
  • 一時的な元気の低下
  • 軽度の発熱

非常に稀ですが、アナフィラキシーショックのような重い副反応が起きる可能性もあるため、接種後の数時間は愛犬を観察するようにしましょう。

接種後のケア

  • 激しい運動やシャンプーは避ける:ワクチン接種後は、免疫が活発に働いている状態です。体に負担をかけないよう、接種後2~3日は安静に過ごさせましょう。
  • 食欲や行動に注意:接種後に食欲不振やぐったりしている場合は、すぐに動物病院に連絡を。

8種混合ワクチンの接種を考える理由

愛犬の健康を守る

混合ワクチンで予防できる病気は、どれも重症化すると命に関わるものばかりです。特に、ジステンパーやパルボウイルス感染症は致死率が高く、感染後の治療は非常に困難です。

社会的な役割

公園やドッグランなどで他の犬と接触する機会が多い場合、ワクチン接種は愛犬だけでなく、他の犬を守ることにもつながります。感染症の拡大を防ぐためにも、予防接種は欠かせません。

災害時や緊急時の備え

災害時に避難所やペットホテルを利用する場合、混合ワクチンの接種証明書が求められることがあります。事前に接種しておくことで、いざというときにスムーズに対応できるでしょう。

まとめ

犬の8種混合ワクチンは、愛犬の健康を守るために非常に重要な予防接種です。その費用は6,000円~10,000円程度とされていますが、この金額で命に関わる重大な病気を予防できると考えれば、非常に価値のある投資と言えるでしょう。また、接種時期やスケジュールを守ること、接種後のケアを徹底することで、愛犬がより健康的で快適な生活を送れるようになります。

愛犬の健康を第一に考え、定期的なワクチン接種を習慣にすることを心がけましょう。動物病院での相談や健康診断を通じて、最適なタイミングで8種混合ワクチンを接種し、愛犬との楽しい毎日を守っていきましょう。

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